BEYOND TRAIL マイトリー・カルナー

 

ずっと手元に大切においておきたい

一冊の本が届きました。

 

この本の表紙で

荒涼とした富士の山肌を駆けているのは

トレイルランナー相馬剛さん

 

一昨年の夏にマッターホルンで消息を絶ち、

今もたくさんの人たちが彼の帰りを待ち続けています。

 

あの日から1年半。

変わることなく相馬さんを思い続けるトレイルランナーや

カメラマンが集まり、この写真集

『BEYOND TRAIL マイトリー・カルナー』が制作されました。

 

日本のトレイルランニングシーンを引っ張てきた

相馬さんの躍動感あふれる走る姿やその表情。

 

そして、彼が駆け抜けた国内外のレースや、

同じ時代を駆け抜けてきた

名だたるトレイルランナーの姿を映した

ドラマを感じる一枚一枚の写真。

 

日本のトレイルランニングの

「夜明けの時」ともいえるこれまでの時間の

その一瞬を切り取った

日本初のトレイルランニング写真集です。

 

企画したのは、世界中の山を旅しながら

トレイルランナーの写真を撮り続けている

写真家 藤巻翔さん。

 

デザインはMMAディレクター渋井勇一さんが担当するなど

企画からデザインまでこの本を作った関係者みんなが

トレイルランニングに関わっている人たちばかり。

 

 

この写真集の収益は、全額が山岳遭難の

捜索活動を行う関係団体へと寄付されます。

 

「マイトリー・カルナー」とは、悲しみ、他を思う心、

慈悲、無償の愛、無条件の愛、を指すサンスクリット語だそう。

 

夜が明けて山道の向こうにどんな景色が待っているのか

 

相馬剛さんへの追悼。

これまでの日本のトレイルランニングシーンを

作ってきた人たちへのリスペクト。

そして、これからのトレイルランニングを

未来へと繋げようとするたくさんの人たちの

大きな愛が詰まった一冊です。