Face your Challenge

 

少し時間がたってしまいましたが…今年もOMM JAPANに参加してまいりました!

 

日本では今回で3回目の開催となるOMM

 

今年の舞台は長野県信濃大町。

北アルプスの山々のふもと、美しい森が広がる里山エリアです。

 

OMM(Original Mountain Marathon)は1968年から毎年イギリスで開催されている

2日間にわたるダイナミックなマウンテンレースです。

 

チームは二人一組。

必要な装備を全てバックパックに詰め込んで

地図を読み解くナビゲーション力、セルフエマージェンシー力など

ありとあらゆるマウンテンスキルを駆使して挑みます。

 

 

大きく分けると2つのカテゴリーからなるOMM JAPAN

 

指定されたコントロール(ポイント)を 順番どおりに進む「ストレート」

 

地図上に散りばめられた得点の違うコントロールを

選択しながらまわって得点を積み重ねていく「スコア」

 

どちらも決められたコースはなく、

FINISH(ゴール)までの道のりはスタート1分前に渡される地図を見て

自分の技術、体力を見極めながら、進むのか、戻るのか、

自分自身で行動を導き出していきます。
 

そう。OMMは「選択」の連続。

 

出発前には何を持っていくべきなのかを選択して、

一歩フィールドに出てからは

着実に堅実なルートを進むのか

一発逆転を狙って大勝負にでるのか、

 

クレバーになるのかクレイジーになるのか

 

常に判断を迫られながら自分たちの信じた道を進みます。

 

コンパスを合わせて道なき道を

藪をかき分けながら進んだ先に、

目指していたコントロールを見つけた時の感激!

 

前に進むたびに体中をアドレナリンが駆け巡る!

 

荒天の「OMM日和」を覆すスカッと晴れた青空に

白く輝く北アルプスの名峰。紅葉の森。

そのすべてが先に進むパワーを与えてくれました。

 

その時、そのルートを選択しなければ

一生見られなかったかもしれない景色を

大切なバディと一緒に眺められた喜び。

 

OMMの地図に書かれた「宝物」は

コントロールのありかを示すものだけでは

ありませんでした。

 

信濃大町の雄大な自然と真正面から向き合った

2日間のラストは心臓破りのゲレンデ激登り

 

制限時間に間に合わないかもしれない

でも、

絶対にあきらめない!!

 

ずっとずっと引っ張り続けてくれたバディと一緒に

絶対に2人で笑ってフィニッシュするんだ!!

 

その思いだけで登り続けた坂の先に待ってたのは

運営スタッフ・ボランティアの皆様の

「がんばれ−!おかえり!!」のあったかな声と、

ご褒美のような鹿島槍の絶景でした。

 

フィニッシュゲートの向こうでは

トレイルランナーも、ハイカーも、アドベンチャーレーサーも、

山をいろんな方向から楽しんでいる人たちが

それぞれのOMMをみんな笑顔で語り合っていました。

 

今年も「山の総合力」を安心して試すことができる

舞台を作って下さった運営スタッフ・ボランティアの皆様

本当にありがとうございました。

 

山と向き合い、自分自身とも向き合った2日間。

 

地図を読む力も、状況を判断する力も、体力も

どれもすぐに身につくものではないけれど

一歩一歩もっと昨日とはちがう自分になりたい。

 

山をもっと深く知るために。

もっと深く山を感じられる自分になるために。

 

OMMの2日間だけがチャレンジする時間ではないのだ。

 

来年はどんな自分になってOMMのスタート地点に立っているのだろう

 

山の懐を借りて自分自身に挑んだ2日間の思いを糧に

来年もまたOMMへ・・・